講義後の1回目の実習は、まず材料・器具の取り扱いから思い出せるように、合着材練和、印象材練和(器械練和・印象材自動練和器)、寒天・アルジネート印象採得、口腔外科器具の準備、仮封材の取り扱いなどを行いました。歯科医院でアルバイトをしていない学生は学内でしか材料に触れる機会がないため、久しぶりに扱う材料や器械の取り扱いを忘れている学生もいましたが、一度取り扱いを習得している材料なので、思い出すまでにはそう時間はかかりませんでした。限られた時間の中で、学生は一生懸命、実習していました。
2回目の実習では第3実習室のチェアーとマネキンを使用し、口腔外科の器具の準備・パステクニック、保存修復の2級窩洞のコンポジットレジン修復、超音波スケーリングのバキュームを行いました。超音波スケーラーのバキュームは歯周病予防処置担当教員1人が一緒に実習に入り、超音波スケーラー激安通販の指導も行いながら、フォーハンドテクニックで行いました。実際に超音波スケーラーの注水を吸引するのはなかなか難しいようでしたが、教員が直接指導することによって少しコツを掴むことができたように思います。また、3月に矯正歯科医院の見学臨床実習に行かせていただきますので、矯正器具の取り扱いや名称を再度確認する時間も設けました。
3年生6月からは臨床実習本実習が始まります。それぞれが今まで学んできたものが発揮できるように、もう一度しっかりと実技と知識の整理ができるように、教員もサポートしていきたいと思います。
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